今治組開催、親鸞聖人ご誕生850年、立教開宗800年慶讃法要
本日は今治組開催の親鸞聖人ご誕生850年、立教開宗800年の慶讃法要。
天気はこれでもか、少し休んでくれないかなというくらいの晴天でした。
場所は今治国際ホテル。
お勤め、ご法話、落語という流れで、私はお勤め導師を担当させていただきました。
ご法話は今治組太平寺の深水健司先生。
親鸞聖人のご誕生、お念仏の教えとの出会いについて分かりやすく丁寧なお取次。次の落語に繋がる空気を大切に作ってくださいました。
後半は、桂春蝶師による創作落語『鏡の中の親鸞〜歎異抄より〜』。その名の通り浄土真宗の聖典『歎異抄(たんにしょう)』がテーマの落語です。
今治組 万福寺の浅野さんとの対談形式に始まり、この落語を作ったきっかけ、お話の舞台設定などを説明してくださいました。おかげでリラックスして聞けました。
本題の落語。初めてきちんと落語を聞いて、非常に月並みな感想なのですが、本当に色んな人物を口調や表情、仕草の強弱で表現するのだなぁと。
太宰治が夢の中で親鸞聖人に出会うという舞台設定も含めてすごいなぁ、すごいお話を考えられるなと驚きました。これだけで興味を引かれる。。
落語の形を取った、ご法話という印象。
すごいなぁ、色んな伝え方があるのだなと。
「人間失格」「恥の多い人生でした」のワードの印象が最後に翻る驚き。とても新鮮に有難くお話しを聞かせていただきました。
ネタバレになるのであまり詳しく言えませんが、また色んな場所でお話しになると思うのでご興味のある方はぜひ。
貴重なご法縁ありがとうございました。
ご来場された皆さんも本当にようこそのお参りでした!