A. 「法事や葬儀は分かるけど、ご法座(法要)って何しているの?」と聞かれることがあります。興味はあっても、よく分からないので参加しづらいという方もおられるのでは。
ご法要の大まかな流れとしては、本堂にて皆で始めにお勤め(正信偈など)をし、ご講師の先生のご法話を聞きます。仏法を聞かせていただくので「法座」と言います。各法座では異なる先生が来てくださるので、お話しにも個性があり、様々な視点からの仏教のお話し、仏さまのお話しを聞けます。堅苦しいものではなく、誰でも気兼ねなく聞ける和やかな雰囲気で進みますのでご安心ください。浄土真宗は、このお聴聞(ちょうもん)が特に大切とされ、本宗派の特色と言えます。常髙寺では年間8回のご法座がありますので、ご都合の良い時にお参りください。
またお彼岸や永代経(えいたいきょう)、お盆や報恩講(ほうおんこう)など、様々な種類のご法座があり、どの法座にお参りすれば良いのかよく分からないという方もいますが、ご縁は人それぞれですし、仏さまのお話しを聞かせていただくという点ではどの座も等しい場所ですので、特別に意識されなくても大丈夫です。
服装は、普段の格好で結構です。門徒式章(輪袈裟)を持たれている方は、ぜひご着用ください。また、お念珠とお経本(お寺に貸出用の経本もあります)をお持ちください。
ご懇志(お布施)を気にされる方もおられますが、ご持参いただける場合は、お気持ちでお願いします。
ポイント
・色々なお坊さんの先生から、仏さまのお話しが聞けます。
・和やかな雰囲気ですので、あまり構えずにお越しください。
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