A. ずっと修行をしています。。。ということは勿論ありません(笑)。
まず朝起床して、寺の門を開けます。朝7時半に本堂にて朝の勤行を行います。三部経(さんぶきょう)の一節や正信偈(しょうしんげ)等を読経します。終了後、仏間で短いお勤めをし、法務員さん(お寺に所属している僧侶)とその日のお参り予定を確認をします。その後朝食を取ります。皆さんのご家庭と変わらない普通の朝食です。住職は朝はご飯のことが多いですが、パンも好きです。
いつも僧服なのですかと時々聞かれますが、お参りの時間以外は普段着で楽な服装をしています。花の水替えや掃除の時は作務衣を着ています。
法務は葬儀、お通夜、年忌参り等を中心にお参りします。夏には新盆のお参りもあります。法務のない時間は、本堂や境内(けいだい)の清掃、電話の応対や訪問者の対応等の事務仕事をしています。この時間にお寺の年間行事であるご法要等(盆法要やお彼岸法要等)の案内作成や、次の日の法務先の確認作業・準備等をしています。昔はご門徒さんの情報を手書きで管理していましたが、現在は門徒情報、過去帳情報、会計情報全て、パソコンで管理しています。お参りより、この様な事務仕事の時間の方が、もしかしたら長いかもしれません。
その日の法務が終了しましたら、晩の勤行として、本堂で正信偈のお勤めをし、仏間で短いお勤めをします。その後の晩御飯→就寝の流れは皆さんと同様だと思います。以上の様なことをお寺の者、皆で協力して行っております。
ポイント
・わりと普通の生活です。
・気軽にお声がけください。